インドネシアでも飛行機はメジャーな交通手段です。
インドネシアでビジネスを行ったり、旅行を計画していたりすると、せっかくなら他の国も合わせて巡ってみたいと思う時がありませんか? インドネシアはASEANの中のひとつであり他の国々にも近い位置にあります。周遊するのにもちょうどいいでしょう。
場所によってはインドネシア国内に飛行機で移動する感覚で他の国に行けてしまいます。 そこで今回は、インドネシアから飛行機の直行便が出ている国についてご紹介します。
インドネシア(ジャカルタ)からの直行便がある国
FlghtConnectionによると、インドネシアのジャカルタから以下のような国に直行便が飛んでいます。
- オランダ
- トルコ
- サウジアラビア
- カタール
- UAE
- オマーン
- スリランカ
- オーストラリア
- シンガポール
- タイ
- ベトナム
- 中国・香港
- 台湾
- 韓国
- 日本
詳しく解説します。
オランダ
ジャカルタからオランダに直行便が出ています。就航している都市はアムステルダムです。 基本的にジャカルタからヨーロッパに直行便は飛んでおらず、インドネシアから欧州方面は行きにくいです。
しかし、オランダは旧宗主国ということもあって、インドネシア人と血のつながりがある人がいるのでオランダ線の需要はあります。 ガルーダ・インドネシア航空とKLMオランダ航空の2社が飛んでおり、フライト時間は約14時間です。
トルコ
ジャカルタからトルコのイスタンブールまで直行便が出ています。就航している航空会社はターキッシュ・エアラインです。インドネシアのガルーダ・インドネシアも飛んでいますが、ターキッシュ・エアラインとコードシェアになっています。
インドネシアもトルコもイスラム系の国家なので、両国の交流があることが伺えます。 フライト時間は約12時間です。
サウジアラビア
ジャカルタからサウジアラビアに直行便が飛んでいます。
就航している都市はメディア、リヤド(2023年3月から)、ジェッダです。 ジャカルタからメディナであれば、ガルーダ・インドネシア、ライオンエアー、サウジアラビアンが飛んでいます。飛行時間は約10時間です。 こちらもイスラム系の大国です。
カタール
ジャカルタからドーハまで直行便が飛んでいます。カタール航空が飛ばしており、飛行時間は約9時間です。 カタールはイスラム系の国家です。
UAE
ジャカルタからUAEのアブダビとドバイに直行便が飛んでいます。 ドバイであればエミレーツ航空が飛んでおり、飛行時間は約8時間30分です。 ドバイは緩やかですが、イスラム系の国家です。
オマーン
ジャカルタからオマーンのマスカットに直行便が就航しています。オマーン・エアが飛行機を飛ばしています。 飛行時間は約8時間です。 オマーンはイスラム系の国家です。
スリランカ
ジャカルタからスリランカのコロンボまで直行便が出ています。スリランカ・エアラインが就航しており、フライト時間は約4時間30分です。 スリランカはインドネシアから近い位置にありますが、実は国民の7割が仏教徒です。
オーストラリア
ジャカルタからシドニーとメルボルンに直行便が出ています。カンタス航空とガルーダ・インドネシアが就航しており、フライト時間は約7時間です。 インドネシアからオーストラリアは近いと言われていますが、メルボルンとシドニーはオーストラリアの東側にあるので少し時間がかかります。
シンガポール
ジャカルタからシンガポールに直行便が出ています。LCCを含めた数多くの航空会社が就航しており選択肢も多くあります。また、飛行時間は2時間程度なのでジャカルタから足を伸ばすのにピッタリです。
マレーシア
ジャカルタからクアラルンプール、ジョホールバル、ペナンに直行便が出ています。 クアラルンプールを例にあげてみると、飛行時間は約2時間であり、LCCを含めた多くが就航しています。
ブルネイ
ジャカルタからブルネイまで直行便が出ています。ロイヤル・ブルネイエアラインが就航しており、飛行時間は約2時間30分です。 こちらもASEANを代表するイスラム国家ですね。
タイ
ジャカルタからタイのバンコクに直行便が出ています。バンコクにはドンムアンとスワンナプームという2つの空港がありますが、ジャカルタからの場合、ドンムアンはLCC、スワンナプームにはレガシーキャリアが多めです。 飛行時間は4時間程度であり少し長めです。
ベトナム
ジャカルタからベトナムのホーチミンまで直行便が出ています。 直行便として飛ばしているのは、ガルーダ・インドネシアかもしくはベトナム航空です。スクートやエアアジアなどは乗り継ぎが発生します。 飛行時間は約3時間30分です。
フィリピン
ジャカルタからフィリピンのマニラまで直行便が出ています。セブパシフィックやフィリピン航空といった会社が就航しています。 飛行時間は約3時間です。
中国・香港
インドネシアから中国・香港に直行便が就航しています。北京や香港といった大都市だけではなく、杭州や福州といった地方都市であっても飛行機が飛んでいるので中国とインドネシアのつながりの強さがわかります。 北京を例にしてみると、飛行時間は約7時間であり、エア・チャイナが就航しています。
台湾
ジャカルタから台北まで直行便のフライトがあります。エバー航空かチャイナ・エアラインが就航していて、飛行時間は約5時間30分です。
韓国
ジャカルタから韓国のソウルまで直行便のフライトがあります。アシアナ航空、ガルーダ・インドネシア、大韓航空といった航空会社が就航しています。 飛行時間は約7時間となっています。
日本
日本は成田、もしくは羽田からジャカルタまでの直行便を飛ばしています。 成田はJALとANAが就航しています。その一方で羽田であればANAとガルーダ・インドネシアが就航しています。 以前はエアアジアが就航していましたが、今は消えてしまいました。 飛行時間は約7時間であり、韓国と同じくらいです。
まとめ
今回はインドネシア(ジャカルタ)から直行便のある国についてご紹介しました。
- オランダ
- トルコ
- サウジアラビア
- カタール
- UAE
- オマーン
- スリランカ
- オーストラリア
- シンガポール
- タイ
- ベトナム
- 中国・香港
- 台湾
- 韓国
- 日本
新型コロナウイルスの影響もあって、就航を止めているLCCもあります。今後、人の往来がもっと活発になれば、また簡単に国を跨げるようになりますね。 ぜひ、参考にしてみてください。