インドネシアもだんだんと外国人の入国を受け入れて、国内の経済がコロナ前に戻りつつあります。 私たち日本人も久々にインドネシアに行ける状態になって、なんだか嬉しいですよね。

しかし、インドネシアに入国するとなると、それなりに準備が必要です。日本国内の移動のように手続きなしで行けるわけではありません。

そこで今回は、インドネシアへ渡航する人々に向けて、事前に知っておくべきインドネシアの入国条件についてご紹介します。

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インドネシアの入国条件

2022年11月現在、インドネシアはノービザでの渡航が不可能となっています。 コロナ前であれば、日本人はインドネシアにノービザで30日間滞在できましたが、現在はできません。

そのため、入国の条件としては以下を持つ方に限られます。

  • 査証(商用・観光など)
  • APECビジネストラベルカード
  • 滞在許可
  • 定住許可

この中で1番多くの人が利用することになるのは、通常の査証(ビザ)です。

査証(ビザ)の申請方法

査証(ビザ)の申請方法は大きく分けて電子ビザと到着ビザの2つがあります。 詳しい申請の手続きは、在京インドネシア大使館 、または在大阪インドネシア総領事館のホームページに記載されているので読んでおきましょう。 それでは順番に解説します。

電子ビザを取る方法

電子ビザを取得してインドネシアに入国する場合、eVisa(visa elektoronik)をオンラインで取得しなければなりません。 申請はインドネシア政府のサイト(visa-online.imigrasi.go.id.)から行います。

また、電子ビザを取得した後にインドネシアへ向かう時は、印刷して持っていく必要があります。一方で大使館での手続きはする必要はありません。

到着ビザを取る方法

観光でインドネシアを訪れる場合であれば、観光で到着ビザを取得可能です。 在京インドネシア大使館 によると、到着ビザを取得する場合以下のような書類が必要になります。

  • 帰路のチケット、または第3国へのチケットが必要(往復チケット)
  • パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上
  • ビザ料金 Rp 500.000(現金のみ)

パスポートがないと日本を出国できないので大丈夫ですが、帰りのインドネシアを出国するためのチケットを忘れないようにしましょう。 また、ビザ料金も必要になります。2022年11月のレートでおよそ5000円です。帰りのチケット代金と合わせると少し大きな金額にもなりますね。

新型コロナウイルスのワクチンは入国に必須か

インドネシアに入国する際には新型コロナウイルスのワクチンの2回目の接種が必要になります。 もちろん、打っていればよいというものではなく、接種証明書が必要になります。 接種証明書は英文でインドネシア政府が定めるものです。詳細はこちらで確認してください。

アプリケーションのダウンロードも必要

インドネシアに入国する際には、新型コロナウイルス対策のためのアプリ「PeduliLindungi」が必要になります。こちらはトレースアプリで、コロナ感染者との接触を追うことが可能です。 また、こちらのアプリケーションをダウンロードする際に、パスポートとワクチン接種証明書が必要になります。

入国できても行動制限がある?

インドネシアに入国ができても、新型コロナウイルス対策の一環として行動制限がある場合があります。 感染状況によって行動制限の内容は変化しますが、2022年11月現在はジャカルタやバリで行動制限が出されています。

たとえば、11月20日から12月18日までは人が集まる場所に人数制限や行動制限が設けられています。 具体的には、PeduliLindungiが緑で問題なく、60歳以上の人や基礎疾患を有する人は入場できません。また、飲食時以外はマスクの着用が求められます。

これらの活動制限の内容はルール変更がよくあるので、政府のアナウンスや発表をよくチェックしておきましょう。

インドネシアの国内移動はもっと大変

インドネシア国内を移動する場合、ワクチン接種とアプリ「PeduliLindungi」のインストールが必須です。 具体的には、18歳以上の人々には3回目のワクチン接種が必要です。ただし、外国人で入国直後に移動する場合はワクチン接種は2回目までで大丈夫です。

しかし、ここで指している入国直後の移動は、空港から公共交通機関を使って別の都市にある居住地や宿泊地に向かう場合を指しています。それ以外の移動は3回目のワクチン接種が必須なので結局困ることになります。

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まとめ

今回はインドネシアの入国条件をご紹介しました。 インドネシアには問題なく入国でき観光も可能ですが、以前とルールが異なります。

ビザの取得が必須でインドネシア国内でも行動を制限される可能性があります。 特にノービザで入国して長く滞在ということを気軽にできなくなったので注意が必要かもしれません。

ぜひ、参考にしてみてください。