インドネシアへの渡航は意外と簡単です。

インドネシアに初めて行く場合、何をどうやって準備すればよいのかわからないですよね。たしかに、日本からインドネシアに持っていく荷物のパッキングもありますし、さらに渡航に関するビザの手続きがあるとなると忙しいです。

でも、実はそこまで時間や労力を必要とするほど大変ではありません。そこで今回は、インドネシアまでの渡航について必要な手続きや準備すべきもの、注意点などについてご紹介します。

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インドネシアへ渡航するためのビザの準備

2023年1月5日現在の在インドネシア日本大使館の情報に基づくと、インドネシアに渡航するためには、ビザの準備が必要になるかもしれません。 渡航の目的も大きく分けて3つに分かれます。

  • 旅行で行く場合
  • 留学で行く場合
  • 就労の場合

それぞれ詳しくみてみましょう。

観光の場合

インドネシアに観光で訪れる場合、日本で事前にビザを申請する必要はありません。現地に到着して空港にて「到着ビザ」を取得します。 コロナ禍以前は日本人で日本国のパスポートを所持している場合、観光や親族訪問の目的であれば30日以内のインドネシア滞在が可能でした。

しかし、現在はビザの取得が必要となっています。 到着ビザの取得方法ですが、現地の空港に到着したら「VISA ON ARRIVALカウンター」へ向かうとビザ取得の手続きが可能です。

必要なものは、以下の3点です。

  1. 帰り(出国)のチケット
  2. 6ヶ月以上の有効期限のあるパスポート
  3. ビザの料金(Rp 500.000)

帰りのチケットは日本である必要はなく、タイやシンガポールなど他の国でも大丈夫です。そしてビザの料金は日本円にして5,000円程度必要になってきます。 また、この金額については、入国管理局のウェブサイトを使用すると、オンラインでクレジットカードを使用して決済可能です。

留学の場合

1ヶ月以内の短期留学であれば、到着ビザで大丈夫ですが、2ヶ月を超える場合であればビザの申請が必要となります。 留学エージェントのGakushinによると、以下のようなビザが必要です。

  • Social Visa:2ヶ月〜6ヶ月の留学
  • Student Visa:〜12ヶ月以内の留学

こちらに関してはエージェントを通して申請した方が労力が減るでしょう。 特に留学ビザに関しては、ビザサポート会社のDEBANDAによると、インドネシアの大学から入学の許可があることや、大学側からインドネシアの教育省に対して申請が来ていることなど細かな条件があります。

そのため、専門のビザエージェントを通して申請した方がトラブルなく進むでしょう。

就労の場合

インドネシアで就労ビザを取得する場合、当然ながら会社側と働く側で双方の手続きが必要です。 人事に関する情報を掲載しているHR NOTEによると具体的には、会社側はRPTKA(外国人雇用計画書に雇用する外国人の数や任期、職務などを記述して労働移住省へ提出します。

それが認可されるとビザの発給推薦状が入国管理総局に送られます。 そして、今度は渡航する人が在日インドネシア大使館で手続きを行って「一時居住ビザ」を手に入れます。ちなみに、ビザの発行から90日以内に入国しなければ無効となるので気をつけましょう。

その後、企業は外国人労働者雇用補償を銀行に支払ったり、渡航者はKITASと呼ばれる一時滞在許可をインドネシアの入国管理局で取得しなければなりません。 この流れもやや複雑なので、ビザのエージェントに相談を行ったり、実際に就職する会社と相談したりしてトラブル回避を心がけましょう。

インドネシアへ渡航する際に必要なもの

インドネシアに渡航する際に必要なものは以下の通りです。

  • トラッキングアプリ「pedulilindungi」
  • ワクチン接種証明書
  • 医療保健加入証明書
  • パスポート
  • 帰りの航空券

注意!コロナ禍ではワクチン接種証明が必要

インドネシアに渡航する際、コロナ禍以降もっとも気をつけなければならないことは、新型コロナウイルスのワクチン接種歴証明書です。 新型コロナウイルスのワクチンを2回ほど渡航の14日前までに完了させなければなりません。

そして、渡航日の14日前までに2回ほど接種を完了したことを証明する書類、もしくは接種証明のアプリを取得しておきます。 ちなみに、新型コロナウイルスのワクチンが接種できないという人は、医師による接種が不可能という診断書が必要となります。

「pedulilindungi」というトラッキングアプリを日本国内でダウンロードしておきましょう。ダウンロードしてからヘルスアラートカードに必要事項を記入する必要もあります。

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まとめ

今回はインドネシアまでの渡航についての手続きやビザの申請、必要なものについてご紹介しました。

インドネシアのビザは渡航目的によってどれが必要なのか異なります。 そして、インドネシアへ渡航する場合はワクチンの接種証明やトラッキングアプリが必要です。

ぜひ、参考にしてみてください。