インドネシアではクレジットカードが使用可能です。

インドネシアに旅行や出張で訪れる際に、クレジットカードがどれだけ使えるのか気になりますよね。

もしクレジットカードが使えない場合に備えて、現金を両替して準備しておく必要もあるでしょう。そうなるとやっぱりどれくらいのお店で使えるのか、自分の予定利用額を考えて事前に計画を立てなければなりません。

そこで今回は、インドネシアでどれくらいクレジットカードが利用可能なのか、現地のキャッシュレスアプリ事情と合わせながら詳しく解説します。

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インドネシアで使えるクレジットカード

インドネシアで使える無難なクレジットカードについては以下のようなものがあります。

  • VISA
  • Matercard

VISAかMastercardのクレジットカードを所有していれば、クレジットカード対応のお店では使えることが多いです。

一方でAmerican Express、Diners、JCBなどのクレジットカードブランドは使えないことがあります。しかし、JCBはVISAやMastercardには及びませんが、American ExpressやDinersよりも使えると言われています。

JCBは日本発のクレジットカードブランドであり、インドネシアも日本人が諸外国に比べてバリ島を中心に多いのでJCBに対応しているお店も少なからずあります。また、日系のレストランなどでは割引などがある場合があるので、お得になるでしょう。

しかし、JCBは万能ではないので、やはりVISAかMastercardを用意しておきたいところです。

都市部のクレカ対応店でVISAとMastercardはほぼ利用可能

ジャカルタ情報サイト『ジャカルタ飯』によると、都市部であればクレジットカードが使えるといいます。

都市部とはジャカルタなどの都会を指しますが、地方都市のショッピングモールなどでもクレジットカードが利用できる可能性が高いです。 日本人が利用するお店、そして飲食店では利用できると考えてよいでしょう。

しかしながら個人でやっている屋台やタクシーではクレジットカードに対応していない可能性もあるので気をつけましょう。 また、クレカ加盟店であればVISAやMastercardはほぼ使えます。インターネットのウェブサイトでの決済でも同じようにVISAやMastercardを利用可能です。

JCBなどのクレジットカードは使えない場合があるので気をつけましょう。 特にホテルの予約で困るので、もしVISAかMastercard以外のクレジットカードを持っている場合、Agodaなどのホテル予約サイトを使えばJCBなどのクレジットカードが使えます。

インドネシアでのキャッシュレス決済

インドネシアでもキャッシュレス決済が進んできています。

たとえば、インドネシアで仕事をしている方が記述している『Indonesia Love』というブログによると、ジャカルタなどではなくマカッサルという人口150万人の中規模の地方都市でもキャッシュレス決済が進んでいるといいます。 実際に利用しているアプリは、「LINKAja」「OVO」です。

LINKAja

LINKAjaは2019年に設立された決済アプリです。

こちらは、インドネシアの国営企業が出資ししていることから、国営の決済アプリとも言われています。 このアプリの特徴は、公共料金の決済も可能である点です。

交通料金や水道、ガスといった生活に必要な出費を払えることもあって、ジャカルタだけではなく地方都市でメジャーな決済アプリとなっています。

OVO

OVOはインドネシアの大手企業リッポーグループが運営するキャッシュレスアプリです。

こちらのアプリはもっともメジャーであり、在インドネシア邦人の間でも使用する人が多いです。 旅行者であっても使いやすいのがポイントです。基本的にこのような決済アプリは、インドネシアの銀行口座がなければチャージなどができません。

しかし、OVOは日本でもインドネシアの口座を開ける「Wise」というアプリを使えばチャージ可能です。 具体的には日本円をアプリ内でインドネシアルピアに両替した後、OVOに対してWiseを使って送金すればチャージ完了です。

インドネシアに口座を持つことができない短期の旅行者や出張者には、もっとも簡単なキャッシュレス決済アプリとなるでしょう。

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まとめ

今回はインドネシアのクレジットカードが使える割合やキャッシュレス事情についてご紹介しました。

インドネシアではVISAかMastercardがあればクレジットカード対応店では困りません。そのため、インドネシアに渡航する時はこれらのカードを持っていくべきですが、JCBがもし使えると割引などを受けられる可能性もあります。

また、小さな屋台などでは現金のみとなりますが、キャッシュレスアプリも普及しつつあります。特にOVOは旅行者にとっても使いやすいです。 ぜひ、参考にしてみてください。