インドネシアには独自の入国規制があります。

どこの国もそうですが、入国に際して独自の基準を設けていたり、ルールがあったりします。その独自の制限があると、他の国では入国できたのにこの国では入国できなかったというような事態になることもあり得ます。 入国の条件を満たしてないと入国できないというケースも珍しくありません。

そこで今回は、インドネシアへの入国規制が引っかかってしまったケースについてご紹介します。

ビザ申請方法（インドネシア編）

Contents
  1. インドネシアで入国拒否されるケース3つ
    1. ①新型コロナの疑いで拒否されたケース
    2. ②パスポートの残り期限が少なかったケース
    3. ③パスポートを損傷して入国拒否されたケース
  2. コロナ禍でのインドネシア入国の条件
  3. まとめ

インドネシアで入国拒否されるケース3つ

インドネシアの入国で拒否されるケースには以下のようなものがあります。

  1. 新型コロナの疑いで拒否されたケース
  2. パスポートの残り期限が少なかったケース
  3. パスポートを損傷して入国拒否されたケース

それぞれ詳しくみてみましょう。

①新型コロナの疑いで拒否されたケース

現在では可能性が低いですが、2020年2月にインドネシアに入国しようとした日本人が入国を拒否されています。こちらは在インドネシア日本国大使館が公表しているので、よっぽどだったことが伺えます。

当時は新型コロナウイルスの致死率がかなり高いと言われていた頃で、まだ世界中が疑心暗鬼になっていた頃でした。 インドネシア当局は、中国国籍の保有者および、入国する前の14日以内に中国に滞在した外国人について入国を認めない方針でした。

この中に入国拒否された日本人も含まれていたと言われています。 このようにインドネシアに入国する前にどの国や地域に滞在していたかで、入国を拒否される場合も今後あり得るので、インドネシアの入国に関する情報は常に最新のものをチェックしておきましょう。

②パスポートの残り期限が少なかったケース

パスポートの残り期限が少なくてインドネシアに入国を拒否されるケースもあります。

インドネシアに入国する際には、パスポートの残り期限が6ヶ月以上をして、査証の空欄ページが残っていることが条件です。これを満たしていないと入国を拒否される場合があります。 Twitter上でも、インドネシアでパスポートの残り期限が少なくて入国を拒否されたケースが報告されています。

ちなみに、インドネシアで長期滞在するときに必要になる外国人登録カードは、18ヶ月以上の残り期限が必要です。 インドネシアに渡航する前にパスポートの更新を行って残り期限でトラブルにならないように気をつけましょう。

③パスポートを損傷して入国拒否されたケース

パスポートを損傷すると入国拒否になる可能性があります。

損傷とは具体的には以下のようなことを指します。

  • 汚す
  • 破れる
  • 洗濯した
  • 落書きをした

つまり、パスポートは綺麗なままで使って、入国と出国の目的以外で使用してはいけません。

汚れがあったり破れていたりしても、有効なパスポートとは見なされないので注意が必要です。 パスポートを持って所持している人が記入できるのは裏表紙の内側の所持人記入欄のみです。 実際にパスポートに自分でスタンプを押して入国拒否になったというケースもTwitter上で報告されています。

パスポートをスタンプ台紙のように使ってもいいやと思って、旅行先のスタンプを押すと大変なことになりかねません。注意しましょう。 ちなみに、パスポートを損傷すると、返納と執行をさせた上で新しく5年、もしくは10年用のパスポートを申請しなければなりません。

さらに損傷の度合いによっては、本人のみの申請となります。 いずれにせよ、とても面倒なことになるので、パスポートの取り扱いには気をつけましょう。

コロナ禍でのインドネシア入国の条件

コロナ禍ではインドネシアの入国条件が変わっています。 具体的には、インドネシアに入国する外国人に対しては以下のようなことが要求されます。

  • トラッキングアプリ「PeduliLindungi」のダウンロード
  • 新型コロナウイルスのワクチン接種証明書

まず、日本国内でトラッキングアプリである「PeduliLindungi」をダウンロードして自分のスマートフォンにインストールしておきましょう。 そして、出発の14日前以上に2回以上の新型コロナウイルスのワクチン接種と、その証明ができるものを用意しておきましょう。

ライセンス販売事業を行うのであればインドネシア！？

まとめ

今回はインドネシアの入国規制で引っかかってしまったケースをご紹介しました。

  1. 新型コロナの疑いで拒否されたケース
  2. パスポートの残り期限が少なかったケース
  3. パスポートを損傷して入国拒否されたケース

大きな犯罪を犯していなくても、パスポートなどちょっとしたことで入国拒否されるリスクがあります。 ぜひ、この記事を参考にしてさまざまなリスクに気をつけてください。