インドネシアで働く人々の年収は日本より高いとは言い切れません。

最近では、日本国内で勤めていても給料は上がらないので、日本国外での就職の選択肢を考え始める人が多くなってきています。しかし、日本国外に出れば全ての人の給料が上がるとは限りません。 たしかに日本は賃金の上昇率が低いのですが、世界的に見れば裕福な国になります。

日本より平均賃金の低い国も多くインドネシアもそのひとつです。 そこで今回は、インドネシアで暮らす日本人の職業と年収についてご紹介します。

インドネシアでのルピアと円の両替所

インドネシアで現地採用される日本人の業種や職種

求人会社のJAC Recruitmentのインドネシアの現地採用で雇用される日本人のデータをもとにして詳しくみていきましょう。

業種は製造業がメイン

インドネシアで現地採用される日本人の業種は以下のようになっています。

  • 製造業
  • IT業界
  • 物流
  • 商社
  • 金融・コンサル

この中でも製造業に関する日本人の求人が多いです。なぜならば、インドネシアの主要な産業は自動車産業なので、それに伴って製造業の日本人に対する需要が高まっているのです。

自動車に関連する部品、金型、そして機械メーカーでの日本人の求人が目立っており、工場の自動化を推進するシステムであるFA機器のメーカーでも需要が高まっています。

そして、製造業以外では、IT、物流、商社といった日本人の求人が多いです。どれも現代の生活に欠かせない職業が目立っています。

一方で、高度な知識や経験を必要とする金融業界やコンサル業界でも一定の条件を満たした日本人の高度人材が求められています。

職種は営業職がメイン

インドネシアの現地採用の職種で多いのは以下のようになっています。

  • 営業職(60%)
  • 技術職(20%)
  • 事務職(12%)
  • 経理職(5%)
  • 管理職(3%)

インドネシアの日本人求人では、突出して多いのが営業職で6割を超えています。 ただし、営業職は全てハイレベルな営業を求められるわけではありません。未経験から始められるものから、カスタマー対応などさまざまな営業職が募集されています。

そして、営業を行う相手はインドネシア国内にある日本企業に対してであったり、ビジネスの新規開拓顧客などだったりこちらも幅広いです。 ちなみに、インドネシア国内にある日本企業相手の営業であれば英語やインドネシア語も必要としない場合があるので、仕事を始めるハードルは低いです。

また、その他の職種であっても、求められるレベルはさまざまです。具体的には、技術職であっても製品の品質を管理する部門であったり、具体的な設計を行う部門であったりと求められる技術なども異なってきます。

インドネシアで現地採用される日本人の給料

インドネシアで現地採用される日本人の給料は、一律には決まっていません。しかし、求人会社のJAC Recruitmentによると、年代別には以下のようになるといいます。

  • 20代:15万円〜30万円(15,000,000~30,000,000ルピア)
  • 30代:25万円〜40万円(25,000,000 ~40,000,000ルピア)
  • 40代:30万円〜(30,000,000ルピア〜)

年齢別で見るとこのようになりますが、一方で職種別に見るとIT職であれば20万円から45万円とわりと高めである一方で、営業職や事務職のスタッフレベルであれば15万円から30万円と少し低いレンジとなります。

年齢と職種、そしてスキルの有無が給料の額を決めるので、できるだけ経験などを積んで日本と同じくらいの給料所得を目指せるようになればいいですね。 また、これに加えて語学レベルによって給料の金額が引き上げられる可能性があります。

 

特に重要視されるのが、英語とインドネシア語の習得です。 ここで英語とインドネシア語のどちらができれば、給料が大きく引き上げられるかという疑問が生まれますが、答えはどちらも差がありません。

英語とインドネシア語ができれば、ベースの給料に加えて1万円から3万円の月収アップが見込まれます。

ただし、英語はビジネスレベル、インドネシア語は日常会話レベルからビジネスレベルと求められる語学力に差があります。

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まとめ

今回はインドネシアで暮らす日本人の職業と年収についてご紹介しました。

項目 内容
業種 製造業 IT業界 物流 商社 金融・コンサル
職種 製造業 IT業界 物流 商社 金融・コンサル
月収

20代:15万円〜30万円(15,000,000~30,000,000ルピア)

30代:25万円〜40万円(25,000,000 ~40,000,000ルピア)

40代:30万円〜(30,000,000ルピア〜)

インドネシアでの現地採用は製造業がメインで、なおかつ営業職が多くなります。

また、その場合は15万円から30万円の月収のレンジに収まるでしょう。ただし、英語やインドネシア語ができる場合、さらに月収がベースの給料に加えてプラスされる可能性があります。

そのため、インドネシアの現地採用で高い給料をもらいたい場合は、業種や職種をしっかりと選んで語学力を鍛えることが大切です。 ぜひ、参考にしてみてください。