インドネシアのビジネスを行っていると、どうしてもメールのやりとりをしなければなりません。

しかしながら、インドネシアのビジネスをしたことがなければ、メールの書き方もよくわからないものです。

特に、インドネシア人に久々に連絡をするならばどういったメールを送ればよいのでしょうか。

そこで今回は、久しぶりにインドネシアのビジネスパーソンに対して連絡を入れる時に役立つメールの書き出しのポイントについて解説します。

久しぶりに連絡を入れるインドネシア人ビジネスマン向けビジネスメール書き出しポイント

基本的には日本語のメールと一緒

インドネシアのビジネスパーソンに対して、久々に連絡を入れる場合は、基本的に日本で「お久しぶりです」と書くのと同じです。 そのため、そこまで海外やインドネシアであるからという理由で、特別な言い回しをしたり、独特なルールがあったりするわけではありません。

しかしながら、日本語と同じように相手が目上の場合と、友達や目下の場合で言い方が異なります。 この辺りの違いを踏まえながら、ポイントとフレーズをご紹介します。

久しぶりのメール連絡のポイントとおすすめフレーズ

久しぶりに連絡を入れる時には、以下のようなフレーズを最初に使います。

  • Sudah lama tidak bertemu dengan anda. (お久しぶりです)
  • Sudah lama tidak ketemu. (久しぶり)
  • Apa kabar? (お元気ですか?)
  • Sudah lama saya tidak bertemu dengan Anda. (ご無沙汰しております)

これらのフレーズを最初に使った後に、自分の名前を書いて名乗るという書き出しが一般的です。 それではフレーズを順番に解説します。

Sudah lama tidak bertemu dengan anda.

「お久しぶりです」と言いたい場合、Sudah lama tidak bertemu dengan anda.というフレーズを使用します。 とても型式的な表現で、直訳すると、「あなたと長い期間、会っていません」というようになります。

インドネシア語の参考書などにも載っているような表現であり、これを日本語のように言うと「お久しぶりです」となります。

また、フォーマルな言い方なので、そこまで親密ではない人と連絡を取る場合や目上の人に対して「お久しぶりです」と表現する時にぴったりです。

ちなみに、この文章を読み上げる時は、インドネシア語はrが全て巻き舌で発音することに注意しましょう。

Sudah lama tidak ketemu.

「久しぶり」と表現したい場合は、Sudah lama tidak ketemu.というフレーズを使いましょう。 こちらは、カジュアルでフランクな表現なので、昔から交流がある人に対して使うのが無難です。 距離感を意識してうまく使いこなすと、ビジネスチャンスをうまく掴めるかもしれません。

Apa kabar?

Apa kabar?は「お元気ですか?」という意味です。久々に連絡を取ってから、調子はどうですか?と聞きたい時に使えるフレーズです。

apaは「何」、kabarは「知らせ」という意味で、直訳すると「何か知らせがありますか?」となります。 日本語でも「お元気ですか?最近〜で…」というように文章を展開していけば自然なメールになるのと同様で、インドネシア語でもこちらのフレーズをうまく使えばスムーズになります。

Sudah lama saya tidak bertemu dengan Anda.

Sudah lama saya tidak bertemu dengan Anda.は「ご無沙汰しております」という意味です。とてもかしこまった表現なので、あまり親しくない方や目上の人に対して久々に連絡する時に使う時にぴったりなフレーズです。

直訳すると、「長い間あなたに会っていません」になりますが、ここは意訳して「ご無沙汰しております」という意味合いで使用しても大丈夫です。

フレーズをアレンジして書き始めてもOK

これまでご紹介したフレーズを組み合わせたり発展させてから書き出しの文章を作ってもOKです。 たとえば、以下のような言い回しがあります。

  • Sudah lama tidak bertemu ya. Bagaimana kabar Anda? (お久しぶりです。どのようにお過ごしでしょうか。)
  • Sudah lama tidak bertemu ya. Saya mohon maaf karena tidak menghubungi Anda untuk waktu yang lama. (お久しぶりです。連絡が遅くなって申し訳ございません。)

まとめ

今回は、久々に連絡を取るビジネスメールの書き出しのポイントについてご紹介しました。

  • Sudah lama tidak bertemu dengan anda. (お久しぶりです)
  • Sudah lama tidak ketemu. (久しぶり)
  • Apa kabar? (お元気ですか?)
  • Sudah lama saya tidak bertemu dengan Anda. (ご無沙汰しております)

これらのフレーズを最初に持ってきて、自分の名前を名乗るように持っていくといいでしょう。 また、これらのフレーズを使ったアレンジも行えれば、きちんとしたビジネスメールになります。 ぜひ、参考にしてみてください。