意外と暑い？寒い？インドネシア１年間の平均気温について

インドネシアは赤道近くに位置しているので、日本と気候が異なっています。

日本には四季があって、冬は寒い一方で夏になると暑くなります。気温の幅があるので、体調を崩してしまう人もいるのではないでしょうか。そういった人にとってはインドネシアは基本的に夏なので、羨ましいかもしれません。しかし、インドネシアには四季とは違う季節があることをご存知でしたか？

また、避暑地もあって場所によって気温が違うのです。そこで今回はインドネシアの気候について詳しく解説します。

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インドネシアの季節

インドネシアの季節は、雨季と乾季に分かれています。

日本のような、春夏秋冬はありません。インドネシアは熱帯性気候と呼ばれる、赤道に近い国々が該当する気候帯に属しており、この気候帯の特徴としては乾季と雨季があることです。具体的には、以下のようになっています。

乾季はその名前の通り、あまり雨の降らない季節になります。その一方で雨季は雨が多く、湿度も上がるので不快に感じる人も多いかもしれません。特に雨季にはスコールと呼ばれる激しい夕立のような雨が降ることもあって、雷も鳴るほど激しいです。

一方で、気温に関しては1年中27度から28度を保っており、雨季と乾季で気温が全く違うということはありません。それではこの気候について、具体的な場所についてもう少し深掘りしてみましょう。

日本人も多くいるジャカルタとバリ、そして避暑地として有名なバンドンについて詳しく平均気温を見てみましょう。

NOAAのデータによると、ジャカルタの平均気温は以下のようになっています。

年間の平均気温は最高約31.8度、最低が25度なので、1年中を通してこのレンジを行ったり来たりしています。つまり28度前後でいつも保たれていることになります。

最高気温を見てみると、時期によって若干の上下があります。しかし、その一方で最低気温を見てみると25度を下回ることはありません。

寒いのが苦手な人にとって体温調節の心配をしなくても大丈夫ですね。

バリ島旅行専門店『Garuda Orient Holidays』によると、バリの気温は以下のようになっています。

年間の平均気温は最高30.4度、最低が24.6度なので、ジャカルタよりも1度から2度涼しいことになります。ただし、劇的に変わるわけではないので、基本的には同じでしょう。

バリの特徴としては、乾季の7月から9月は天気が安定しているので、バカンスにぴったりだと言われています。気温も最高、最低ともに若干下がるので過ごしやすくなるかもしれません。東京の最高気温や最低気温も同じくらいなので、変わらないですね。

ただし、インドネシアの方が乾季でカラッとしているのでこちらの方が過ごしやすく感じるかもしれません。

世界の気候情報を提供するサイト『WeatherSpark』によると、インドネシアの平均気温は以下のようになっています。

バンドンの平均気温は最高が28.2度、最低が19.1度となっています。ジャカルタやバリに比べて最高、最低気温ともに大きく下がっています。株式会社栗本建築のサイトによると、人間が快適に過ごせるのは夏場が25度〜28度、冬場が18度〜22度だといいます。

バンドンには、夏も冬もありませんが、概ね快適に過ごせる気温と一致していますね。これが標高700メートルに位置するバンドンが避暑地と呼ばれる理由でもあります。 1日の気温の寒暖差も大体20度から30度なので、人間にとって心地よい気温が続くでしょう。

ただし、雨季には雨が降って湿度も上がるので不快に感じることはあるかもしれません。

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今回はインドネシアの1年間の平均気温について、日本人がよく訪れるジャカルタ、バリ、そして避暑地と呼ばれているバンドンについてご紹介しました。

ジャカルタが最も暑く、その次にバリ、最も涼しいのがバンドンです。同じインドネシアであっても地域によって気温の違いがありますね。

ぜひ、参考にしてみてください。