インドネシアでは、日本のパスポートに関する手続きが可能です。

日本人であれば、パスポートの発行や更新などは日本国内で行いますが、インドネシアに滞在している場合は簡単に日本国内で更新という訳には行きません。

簡単に帰国できませんし日数や金銭的な余裕も必要です。何かと大変になることは間違いありません。そこで今回はインドネシアにいながらどういったパスポートの手続きができるのかを踏まえながら手続き方法やリードタイム(必要な時間)について解説します。

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インドネシアにいながらできるパスポートの手続き

インドネシアにいながらできる、パスポートの手続きには以下のようなものがあります。

  • パスポートの新規発行
  • パスポートの更新
  • 査証欄を増やすこと

基本的に、更新手続きと査証欄を増やすことができます。 注意点を解説した上で、在インドネシア大使館の情報をもとに詳しく解説します。

注意!新規発行はレアケース

当たり前ですが、注意したいのは新規の発行はできないわけではありませんが、パスポートを持たずに海外に行くことは不可能なので事実上は不可能です。

一方で、大人がパスポートを持たずに海外に行ってしまったら不法入国に該当しますが、海外で子どもを出産した場合はパスポートを持って生まれてくるわけではないので、パスポートが必要になります。 外務省によると、海外に滞在する場合はいかなる人でもパスポートが必要だといいます。

つまり、0歳の赤ちゃんであってもパスポートを持たなければなりません。その場合は、日本の戸籍を取得した上でパスポートを発行します。 出生届を出して日本の戸籍を取得しなければ、日本のパスポートは発行できないからです。

海外でも日本大使館で手続きを行うか、直接日本の本籍地に出生届を出せば戸籍が取得できます。 そして、1週間〜2ヶ月ほど時間をかけて戸籍の取得が可能なので、その後海外の日本大使館でパスポートを発行する流れになります。 戸籍の取得をしなければならないので、少し面倒に感じるかもしれません。

パスポートの更新

インドネシアの日本大使館では、パスポートの更新ができます。

基本的に日本にいる時とパスポート更新の条件は似ていますが、KITAS(滞在許可書)の有無が異なっています。インドネシアに一定期間滞在する時は、KITASが必要ですが取得のためのパスポートの残り期間は18ヶ月以上必要です。

ここが特に日本国内にいる時と違うことで、パスポートの残り期間が1年以上6ヶ月未満の場合に更新可能になります。 また、パスポートの交付、つまり受け取る時は本人のみです。申請は代理人でも可能です。そして申請に必要なものは以下です。

  • 一般旅券発給申請書(DL可能)
  • 発行後6か月以内の戸籍謄(抄)本の原本
  • 事情説明書(様式自由)
  • 4.5cm(縦)× 3.5cm(横)の写真
  • パスポート(切替時)
  • インドネシア滞在許可証(提示)

申請書は窓口で紙をもらえますが、外務省のホームページからダウンロードもできます。そして、戸籍謄(抄)本の原本は、更新時には不必要になりますが、今持っているパスポートは必要です。 それから様式自由の事情説明書を書いて、KITASを提示しなければなりません。

申請日を含めて4開館日目に受け取り可能で、手続きには10年パスポートが2,130,000ルピア(約18,430円)、5年パスポートが1,470,000ルピア(約12,720円)必要です。

査証欄を増やすこと

インドネシアの日本大使館では、パスポートの査証欄を増やせます。

パスポートの査証欄がない場合は入国を断られるケースもあるので、査証欄を確保しておくことは大切です。 余白が残りわずかであると感じた場合や、新しく作るパスポートの査証欄を増やしておきたいと考えている場合は日本大使館で手続きできます。

査証欄を増やす場合は、申請と交付のどちらでも代理人が行えます。必要なものは申請書と今あるパスポートです。 申請書は外務省のホームページでダウンロード可能ですし、窓口でも受け取れます。ちなみに、申請してからの手続きは当日以内に可能です。30分程度でできるので空き時間で可能ですね。

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まとめ

今回はインドネシアでできるパスポートの手続きと、その申請方法についてご紹介しました。

  • パスポートの新規発行
  • パスポートの更新
  • 査証欄を増やすこと

基本的にできることは、日本国内と同じです。

しかし、新規発行は特別な手続きをする必要があったり、更新の場合もKITASなどの提示をする必要があったりします。特に海外出産をした後のパスポート申請は時間がかかるので、この点はよく確認しておくべきでしょう。

パスポートの残り期間が少なければ、インドネシアに一時滞在ができなくなる恐れもあります。 こうした点は異なるので、もし申請を行う場合はあらかじめしっかりと調べて手続きを行いましょう。

インドネシアでは慣れないことも起こりますが、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

今回はインドネシアでできるパスポートの手続きと、その申請方法についてご紹介しました。

  • パスポートの新規発行
  • パスポートの更新
  • 査証欄を増やすこと

基本的にできることは、日本国内と同じです。しかし、新規発行は特別な手続きをする必要があったり、更新の場合もKITASなどの提示をする必要があったりします。特に海外出産をした後のパスポート申請は時間がかかるので、この点はよく確認しておくべきでしょう。

パスポートの残り期間が少なければ、インドネシアに一時滞在ができなくなる恐れもあります。 こうした点は異なるので、もし申請を行う場合はあらかじめしっかりと調べて手続きを行いましょう。

インドネシアでは慣れないことも起こりますが、ぜひ参考にしてみてください。