日本人がインドネシアでビジネスするなら読んでおきたい書籍5選

インドネシアでビジネスを行う時に役に立つ書籍は、なかなか本屋で手に入らないかもしれません。

しかし、Amazonなどで探せば意外に多くあるものです。

でも、どの本がいいのか、実際のところよくわかりませんよね。

特にインドネシアなど少しマイナーな地域は、情報が少ないです。

そこで今回はインドネシアでビジネスをするなら読んでおきたいおすすめの書籍を5冊ほどご紹介したいと思います。

インドネシアでビジネスするなら読んでおきたい書籍5選

インドネシアでビジネスするなら読んでおきたい書籍には、以下のようなものがあります。

それでは順番に解説します。

『インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本』は、マンガ本なのでとても読みやすいです。

全くインドネシアのことについて知らなくても、簡単に読み進められて、ビジネス状況やインドネシアの経済、それからインドネシアに進出する時の注意点について簡単に理解することが出来ます。

著者の方達も、インドネシアについて深い知識を持っている人たちばかりで、中にはインドネシアで起業を行ったり、第一線で活躍していたりします。

そういった人たちの考えがダイレクトにわかるので絶対に読んでおきたい書籍です。

インドネシアを多角的に理解しようと思うなら最初に読んでおきたい本のひとつです。

『インドネシアは新しい世界の扉インドネシアに赴任する前に読む本』は、タイトル通り赴任する人に向けて書かれている本です。

しかし、歴史や政治経済、それから社会構造などさまざまな分野を網羅しているので、多角的にインドネシアについての知識を得られます。

さらに著者の菊池武洋は元JETROの専門家であり、経営コンサルタントでもあります。専門的な知見を持っているので、それも役に立つでしょう。

また、赴任者向けに書かれているということは、裏を返せば駐在でインドネシアにやってきた人の考えが理解できます。

現地で起業を行った場合、企業の駐在員とビジネスのやりとりをする際にも役立ちます。

『経済大国インドネシア21世紀の成長条件』は難易度が高めの書籍です。

どちらかといえば、教科書チックで難しい文書が並んでいますが、一方で詳しさは抜群です。

もし、インドネシアについて圧倒的な知識が欲しい場合や、他のインドネシアのビジネスマンに差をつけたい場合はこちらの本を読むとよいでしょう。

また、この本の特徴としては、統計に基づいての考察や検証がしっかりとなされていることです。

歴史的にインドネシアがどのような道を歩んできて、これからはどうなりそうなのかという予測までしっかりとしてあります。

著者はインドネシア大学大学院で経済学博士を取得しているので、この権威性も信頼に値するでしょう。

『インドネシアのビジネス法務』は、アジアビジネス法務の基礎シリーズの1冊です。

インドネシアでビジネスを行うことになったとしても、ほとんどの人は法制度などを理解していません。

もちろん、その辺りを適切に理解しなければ、法律違反になりかねないのできちんと学ぶべきです。

特にインドネシアは、法の不整備や法曹の腐敗といった独自の問題点を抱えておりこの辺りを包括的に理解するのにぴったりです。

また、編集はジャカルタに事務所を持つ西村あさひ法律事務所が行っているため、経験があるという点でも参考にしやすいですね。

『CD付ビジネス/生活で使えるインドネシア語ダイアローグ』はインドネシア語を学ぶための書籍です。

生活とビジネスに焦点を当てて書かれているので、非常に実用的です。

特に駐在員を読者に想定して、普段の生活で使用しそうな表現や文法についてばっちりと解説されています。

場面ごとに使用できる単語やフレーズを使い分けられるのが目標となっているので、この1冊をマスターすればある程度の生活ができます。

ただし、完全な初心者には少し難しいという意見があるので、ある程度学習をしてから読み始めるとよいでしょう。

今回は、インドネシアでビジネスするなら読んでおきたい書籍を5つほどご紹介しました。

この5冊があれば、インドネシアのビジネス事情や現地の経済がわかります。

また、法務やインドネシア語といった、ビジネスや実生活で役に立つこと間違いなしです。

ぜひ、参考にしてみてください。