ビジネスメールを送る時は、気の利いた言い回しが重要になってきます。
しかし、インドネシア人に向けて同じように気の利いた言い回しを書いてみようと思っても、どう書けばいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
特にインドネシアビジネスをやったことがなければ、なおさらです。
そこで今回は、インドネシア人にメールを送る時に役に立つ気の利いた言い回しや書き出しについてご紹介します。
- コロナによってビジネスメールが増加した
- コロナ禍での気の利いたメール
- インドネシア語で気の利いたメールの書き出し10選
- ①Sudah lama tidak bertemu dengan anda.
- ②Sudah lama tidak ketemu.
- ③Sudah lama tidak berjumpa.
- ④Sudah lama sekali tidak berjumpa dengan Anda.
- ⑤Apa kabar?
- ⑥Apa kabar keluarga Anda?
- ⑦Maaf sudah cukup lama sejak email saya yang terakhir.
- ⑧Saya harap Anda sekeluarga sehat
- ⑨Apa kondisi badan sudah membaik?
- ⑩Meskipun corona msh membuat resah,Saya harap Anda mengatasi.
- まとめ
コロナによってビジネスメールが増加した
インドネシアに限らず、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響によってビジネスメールの需要が急増しました。 その理由としては以下のようなものがあります。
- 対面でビジネスのやり取りが少なくなった
- 注意を呼びかけることが多くなった
対面でビジネスを行わないので、メールでのやり取りが増加しました。 また、「コロナに気をつけて」とメールを送り合うことも多くなりました。
ちなみに、今までは「週末を楽しんでください」というような気遣いメールが一般的でしたがコロナ禍で不謹慎となり、気遣いの方法も変わりました。
コロナ禍での気の利いたメール
コロナ禍で気の利いたメールを送る場合、以下のような点に触れてメールを送るとよいでしょう。
- 最近会えないことに触れる
- 体調や環境に変化はないか気遣う
- 可能であれば本人だけでなく家族の安全も気遣う
- !など元気がよい表現を控える
- すぐに本題にいかずに挨拶を挟む
コロナ禍では、簡単に対面でビジネスのやり取りを行うのが難しいので、最近会えてないが、体調は大丈夫かどうか気遣うことが大切です。
そして、メールを送る相手の身の回りの人物である、家族などの心配もしてあげると、よいでしょう。 また、!などを使った明るい文章は避けるべきです。 これらの挨拶をクッションとして挟んでから、メールの本題に入ると柔らかい印象になります。
それでは、これらを踏まえたインドネシア語の書き出しをみてみましょう。
インドネシア語で気の利いたメールの書き出し10選
インドネシア語で気の利いたメールの書き出しには、以下のようなものがあります。
- Sudah lama tidak bertemu dengan anda. (お久しぶりです)
- Sudah lama tidak ketemu. (久しぶり)
- Sudah lama tidak berjumpa. (久しぶり)
- Sudah lama sekali tidak berjumpa dengan Anda. (大変長らくご無沙汰しております。)
- Apa kabar? (お元気ですか?)
- Apa kabar keluarga Anda? (ご家族はお元気ですか?)
- Maaf sudah cukup lama sejak email saya yang terakhir. (以前のメールから長く時間が空き申し訳ございません)
- Saya harap Anda sekeluarga sehat. (あなたの家族がご無事でありますように)
- Apa kondisi badan sudah membaik? (体調はよくなりましたか?)
- Meskipun corona msh membuat resah,Saya harap Anda mengatasi. (コロナはまだ続きますが、あなたが乗り越えられるように祈っています。)
①Sudah lama tidak bertemu dengan anda.
Sudah lama tidak bertemu dengan anda.は「お久しぶりです」という意味です。 ビジネスメールではよく使う表現で、教科書に出てくるような模範的な言い方です。 以下のような構成になっています。
- sudah:すでに
- lama:時間などが長い
- tidak:~ではない
- bertemu:出会う
- dengan:~と、~で
- anda:あなた
②Sudah lama tidak ketemu.
Sudah lama tidak ketemu.は「久しぶり」という意味です。 こちらはカジュアルな表現なので、親しい間柄のビジネスパートナーに送るとよいでしょう。 以下のような構成になっています。
- sudah:すでに
- lama:時間などが長い
- tidak:~ではない
- ketemu:出会う
③Sudah lama tidak berjumpa.
Sudah lama tidak berjumpa.は「久しぶり」という意味です。 こちらも②のSudah lama tidak ketemu.と同様にカジュアルな表現なので、親しい間柄のビジネスパートナー向けです。 以下のような構成になっています。
- sudah:すでに
- lama:時間などが長い
- tidak:~ではない
- berjumpa:出会う
④Sudah lama sekali tidak berjumpa dengan Anda.
Sudah lama sekali tidak berjumpa dengan Anda.は「大変長らくご無沙汰しております」という意味です。 こちらは日本語同様に大変丁寧な言い方なので、目上の人やそこまで親しくない人に対して使うとよいでしょう。 以下のような構成になっています。
- sudah:すでに
- lama:時間などが長い
- sekali:とても
- tidak:~ではない
- berjumpa:出会う
- dengan:~と、~で
- anda:あなた
⑤Apa kabar?
Apa kabar?は「お元気ですか?」という意味です。 このフレーズは一般的な挨拶でもよく使いますが、久々にやり取りをする場合でもナチュラルにこちらのフレーズを使えば、関係のよさをアピールできるでしょう。
他の例文に出てくる、「大変ご無沙汰しております」などのフレーズと一緒に組み合わせると、書き出しとしてはなお効果的です。 以下のような構成になっています。
- apa:何
- kabar:知らせ
⑥Apa kabar keluarga Anda?
Apa kabar keluarga Anda?は「ご家族はお元気ですか?」という意味です。 Apa kabar?を応用した表現で、相手の調子を尋ねるのではなく、相手の家族のことを気にかけているとアピールする表現です。 親しくなったビジネス相手に使うと喜ばれます。 以下のような構成になっています。
- apa:何
- kabar:知らせ
- keluarga:家族
- Anda:あなた
⑦Maaf sudah cukup lama sejak email saya yang terakhir.
Maaf sudah cukup lama sejak email saya yang terakhir.は「以前のメールから長く時間が空き申し訳ございません」という意味です。 長く連絡をとっていない相手に対して、冒頭でこのフレーズを使って挨拶すると好感度も上がります。 以下のような構成になっています。
- maaf :すまない
- sudah:すでに
- cukup:非常に
- lama:長い間
- sejak :〜から
- email:メール
- saya:私
- yang:〜の
- erakhir.:最後の
⑧Saya harap Anda sekeluarga sehat
Saya harap Anda sekeluarga sehatは、「あなたの家族がご無事でありますように」という意味です。 コロナはもちろんですが台風や地震などの災害があった後に、そのことに触れてSaya harap Anda sekeluarga sehatと言えば、冒頭の書き出しとしては完璧です。 それから本題に入ればよいでしょう。
以下のような構成になっています。
- Saya:私
- harap :お願いする
- Anda:あなた
- sekeluarga:一家
- sehat:健康
⑨Apa kondisi badan sudah membaik?
Apa kondisi badan sudah membaik?は「体調はよくなりましたか?」という意味です。 もし、相手がコロナに感染した場合や、風邪などにかかってしまった時に使えるフレーズです。 相手のことを気遣っていることがよく伝わります。 以下のような構成になっています。
- apa:何
- kondisi :調子
- badan:体
- sudah:すでに
- membaik:よくなる
⑩Meskipun corona msh membuat resah,Saya harap Anda mengatasi.
Meskipun corona msh membuat resah,Saya harap Anda mengatasi.は「コロナはまだ続きますが、あなたが乗り越えられるように願っています」という意味です。
「コロナ禍を乗り切れますように」を丁寧に表現しています。 冒頭にも軽く書いて挨拶とすることもできますが、締めの挨拶としても応用可能です。 以下のような構成になっています。
- meskipun:たとえ
- corona :コロナ
- msh:まだ
- membuat:作る
- resah:心を悩ます
- Saya:私
- harap :願う
- Anda:あなた
- mengatasi:克服する
まとめ
今回はインドネシアビジネスでビジネスメールを送る際の気の利いた書き出しを中心にご紹介しました。
- Sudah lama tidak bertemu dengan anda. (お久しぶりです)
- Sudah lama tidak ketemu. (久しぶり)
- Sudah lama tidak berjumpa. (久しぶり)
- Sudah lama sekali tidak berjumpa dengan Anda. (大変長らくご無沙汰しております。)
- Apa kabar? (お元気ですか?)
- Apa kabar keluarga Anda? (ご家族はお元気ですか?)
- Maaf sudah cukup lama sejak email saya yang terakhir. (以前のメールから長く時間が空き申し訳ございません)
- Saya harap Anda sekeluarga sehat. (あなたの家族がご無事でありますように)
- Apa kondisi badan sudah membaik? (体調はよくなりましたか?)
- Meskipun corona msh membuat resah,Saya harap Anda mengatasi. (コロナはまだ続きますが、あなたが乗り越えられるように祈っています。)
コロナによってビジネスメールの需要が高まり、さらにコロナ禍独特な気遣いも求められます。
ぜひ、この記事を参考にしてうまくメールできればいいですね。