インドネシアでは、多くの人々がインドネシア語を話しています。

インドネシアには多くの民族がいるので、民族ごとに母語が違います。そうであれば民族が多くいれば、異なる民族同士では意思疎通ができません。そこで共通の言語であるインドネシア語が大事になってきます。 日本でも沖縄と北海道の方言だと意思疎通に困るので標準語を使いますね。

今回はそれと同じようにインドネシアの標準語であるインドネシア語について詳しく解説します。

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インドネシア語はどういった言語?

インドネシア語は、インドネシアをメインに話されている言語です。

インドネシア語を理解するために歴史や学習のメリットを詳しく見てみましょう。

インドネシア語の歴史

インドネシア語はもともと、インドネシアの中の方言のひとつに過ぎませんでした。

マラッカ海峡と呼ばれるマレー半島とインドネシアのスマトラ島の間の地域で話されている言語でしかありませんでした。 しかし、この方言がインドネシア独立に向けて民族運動が高まる頃に共通語として制定されるようになり、インドネシア建国の際には公用語としての地位を獲得しました。

このような歴史的背景があるので、マラッカ海峡を挟んでインドネシアとは反対側のマレーシアのマレー語とも非常に近い言語的特徴があります。マレー語とインドネシア語は語彙が少し違う小音もありますが、全体を通して非常に似ているので意思疎通が可能です。

また、インドネシアは地理的に文化的交流が多いことや植民地支配を受けていたこともあって、さまざまな言語から単語を借用しています。

具体的には古代から交流で用いたサンスクリット語、欧米の支配を受けて伝わったポルトガル語やオランダ語など、そして現代では英語からの借用語が多いです。

インドネシア語のメリット

インドネシア語を学習することによって、インドネシアの人々だけではなくマレーシアなどの人々ともコミュニケーションが取りやすくなります。インドネシア語とマレー語は似ているので、マレー語について学ぶきっかけにもなります。

もし、インドネシア語を習得してインドネシア人やマレーシア人と話せるようになったら、きっと英語を使ってコミュニケーションを取るよりも、よく接してくれる可能性が高いです。 現地語を喋れる日本人というイメージはプラスに働くでしょう。

インドネシア語が学習におすすめな理由

インドネシア語を学習するのにおすすめする理由としては以下のようなものがあります。

  • 文字がローマ字で覚えやすい
  • 発音が日本人にとって簡単
  • 文法が多くの言語中でも簡単

それでは詳しく見てみましょう。

文字がローマ字で覚えやすい

インドネシア語では表記にローマ字が使われているので、文字を新しく覚える必要がありません。

もし新たに学習しようと考えているのが、同じ東南アジアでもタイ語やカンボジア語であった場合、文字を最初から覚える必要があります。全く読めない状態から読み書きできるのに相当な時間がかかるでしょう。

インドネシア語の場合は既に馴染みのあるアルファベットを使うので、学習速度も早くなります。

発音が日本人にとって簡単

インドネシア語は発音が日本人にとってとても簡単です。 日本人学習者の多い英語や中国語は、どうしても日本人のような発音で喋ると聞き取ってもらえません。しかし、インドネシア語には音の上げ下げを行う声調や強弱をつけるアクセントがありません。

これらの発声方法は日本人にとって難しいので、カットできるのはインドネシア語の強みです。インドネシア語はカタカナで発音しても割と聞き取ってもらえるので、学習の上達も早いです。 スピーキングで挫折することはないでしょう。

ちなみにいくつかのフレーズを覚えて、翻訳アプリなどに音声入力してみると、認識してもらえるのでどれだけ簡単か分かるでしょう。

文法が多くの言語中でも簡単

インドネシア語は、文法が簡単だと言われています。 他の言語と比較しても文法が簡単で、もし文法で言語学習を挫折した経験があるならばびっくりするかもしれません。具体的には時制がありません。

未来、過去、現在であっても同じような表現になります。「昨日」「この前」といった単語が文章に出てくることでいつの時代のことについて喋っているのか聞き手は理解します。

英語のよう過去形や未来系でこんがらがって挫折した人、フランス語のように男性・女性名刺の活用に苦労した人にとってはインドネシア語は天国です。

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まとめ

今回はインドネシア語の概要や学習しやすい理由についてご紹介しました。

  • 文字がローマ字で覚えやすい
  • 発音が日本人にとって簡単
  • 文法が多くの言語中でも簡単

インドネシア語は方言のひとつだったものが、公用語として認められるようになりました。 また、インドネシア語が習得できれば英語でコミュニケーションを取るよりよくしてもらえるでしょう。 インドネシア語の習得も簡単なのが初心者にとって嬉しいところです。

ぜひ、参考にしてみてください。