誰にでも、知り合いに対して挨拶をするということは、礼儀やエチケットとして大切なことで、全世界の社会には、いくつかの挨拶があり、面と向かって相手に礼儀正しく挨拶する方法もあり、これこそが数百年に渡って続く、人と人とのコミニケーションの基礎です。

挨拶についての1つ目のポイントは、”halo” や “hi”という言葉を言うことを恥ずかしく感じてしまうかもしれませんが、挨拶や人と知り合うということは、あなたが相手を敬う気持ちをっ伝えたり、あなたのよい印象を生み出すためのものとなります。

第一印象というのは、社会生活を送る上で非常に重要なものです。第一印象がバランスを整え、あなたが所属する団体、生活する近所や職場での将来の価値を持続させるのです。

そのために今回は、対面した相手に礼儀正しい挨拶をする方法をご紹介させて頂きます。

挨拶をする方法

1.相手のことを認める姿勢

1つ目の挨拶をする方法は、あなたが対面している相手のことを認めたり、受け入れることで、それは他人を敬うためにはまず、彼らのことを認める必要があるからです。

あなたは敬意を払ったり、例えばあなたが乗っているエレベーターに誰かが乗ってきたら、かるく頭を下げるなどして、彼らの存在を強調してあげなければいけません。

また近所、職場やあなたがよく訪れる場所(アパート、カフェやジムなど)の人々にも、挨拶は欠かすことはできません。

 

例えその相手ともう2度と会うことがないとしても、親しい態度で前向きにコミニケーションを取るようにしましょう。

相手の存在意義を認めることであなた自身も気持ちがよくなるため、相手のことを良く感じることができるのです。

相手の存在意義を認めるためには、言葉を使って簡単な挨拶で行うことができますし、身振り手振り(例えば、笑顔、手を振る、頭を下げる、親指を立てるなど)でも可能です。

2. 目で挨拶をする

2つ目の挨拶をする方法は、目を使う方法です。この方法は、どんな相手とでもコミニケーションをとるための基本です。ただし、もし上手く行うことができなかったり、行いたくないのであれば、この挨拶はする必要はありません。

しかし、目で挨拶をした後は、相手があなたに挨拶をするのを待つのではなく、あなたの方から相手に近寄って挨拶をするようにしましょう。

3.微笑む 

3つ目の挨拶をする方法は、いつも笑顔を心がけることです。言葉をかけたり、身振り手振りで相手に挨拶するときにも笑顔を心がけましょう。

4. 礼儀正しい態度

4つ目の挨拶をする方法は、礼儀正しい態度を取ることです。誰に対しても常に礼儀正しい態度を取ることを心がけて、あなた自身に磨きをかけましょう。

5. 自信

続いての対面での挨拶の方法は、常に自信をもった態度で臨むことです。

自信を持つと人は、心と体がリラックス状態になるため、自然と上手に話すことができ、間違いが少なくなります。

逆に自信がないと、心が落ち着かないためにすぐに緊張してしまったり、て間違いを起こしやすくなってしまいます。

心を込めて、自信を持って相手に挨拶をしたり声をかけたりしましょう。

6. 興味を示す

対面で挨拶する最後の方法は、相手の話に興味があるということを表現しましょう。あなたが相手に対して興味を示せば、相手は喜んであなたに話をしてくれるでしょう。

様々な言語と多様な宗教

インドネシアは、世界の国々の中でも多様な宗教を信仰する人々が暮らしていることで知られており、インドネシアの様々な地域の人々の挨拶の言葉も異なります。下記にあげるのが、ほぼ全ての私たちが知っている、インドネシアの様々な宗教に代表される挨拶の例です。

インドネシアの多様な宗教と様々な挨拶

インドネシアに暮らす多くの人々が異なる文化・宗教・言語を持ち、それらの人々がそれぞれ信仰する宗教に基づいて交わされる、様々な挨拶の言葉からもそれを知ることができます。

イスラム教

Assalamualaikum warahmatullahi wabarakatu という言葉の意味は、 “安寧とアラー(神)のご加護が我々にありますように”というイスラム教徒を信仰する人々の挨拶です。

キリスト教

“平和”を意味する、キリスト教を信仰する人々の挨拶です。Salam Sejahtera bagi Kita Semua atau Shalom yang berarti

ヒンドゥー教

“安寧と神からのご加護がありますように”を意味するヒンドゥー教を信仰する人々の挨拶です。Om Swastiastu.

仏教

“神に祝福される”を意味する、仏教を信仰する人々の挨拶です。Namo Buddhaya

地域によって違う?インドネシアのビジネス挨拶お作法とは

以上今回は、挨拶とそのお作法についてご紹介させて頂きました。

インドネシアの場合、地方語もまだ濃厚に残っているので、地域によってその挨拶の方法や言葉が異なるということも当然ありますが、やはりそれぞれの人々が信仰している宗教の影響が一番大きいと言えると思います。インドネシアの人々の内、その多数を占めているのがイスラム教徒の人々です。

そして誰かの家を訪問したり、道で人とすれ違ったりという日常一番よく交わされている挨拶は前述したイスラム教徒の挨拶です。

もちろん私たち外国人は、インドネシア語の挨拶「おはようございます」とか「こんにちは」で良いのですが、インドネシア人同士の場合は、あまりこういった言葉は使っていないのが現実です。

いずれにしても、初めて訪れる場所や人と会って、聞きなれない挨拶の言葉を聞いても、驚かずにそれを笑顔で受け入れてあげるということが大事です。