インドネシアを拠点に全世界にオンラインビジネス成功事例

インドネシアを拠点にしたビジネスはたくさんあります。

その中でもオンラインでビジネスを始めて大成功している事例もいくつか存在します。

しかしながら、インドネシアに渡航経験がなかったり現地に関する知識がなかったりすると、どういったビジネスが成功しているのかあまりよくわかりませんよね。

そこで今回は、インドネシアを拠点に全世界をマーケットにして成功しているビジネスの事例をご紹介します。

インドネシアを拠点にしたオンラインビジネスの成功事例

インドネシアを拠点にしたオンラインビジネスの成功事例には、以下のようなものがあります。

インドネシアを拠点にしたオンラインビジネスを考えてみると、日本人が始めたビジネスは少なくなります。しかしながら、これから日本人がインドネシアでオンラインビジネスを行うという面でも参考にできます。それでは詳しく見てみましょう。

Gojek（ゴジェック）は、インドネシア発のライドシェアを手がける企業です。相乗りと物流のふたつを合わせたサービスを展開しており、インドネシアはもちろん、ベトナムやシンガポールなどでもビジネスを展開しています。

もともと、バイクタクシーの運転手の勤務時間のほとんどは客待ちであることから、オンラインを使ったビジネスチャンスを見出して始まったビジネスです。また、GOJEKは、ただ相乗りや物流のサービスを行っているのではなく、オンラインを上手く使ってユーザーに利便性を提供しています。

そして、宅配便やフードデリバリーなどオンラインを使ったサービスを他にも展開しています。現実世界とオンラインをうまく繋ぎ合わせて海外進出まで成功した企業のひとつなので、とても参考になります。

Traveloka（トラベロカ）はオンラインで旅行サービスを手がけています。最近では少なくなりましたが、以前は旅行する時、わたしたちは飛行機を予約したりホテルを抑えたりするなど数々の手順を踏まなければなりませんでした。

ここにビジネスチャンスを見出して、Travelokaは2012年に設立後から予約から決済までひとつのウェブサイト上で全て完結するようなサービスを提供し始めます。

最初はインドネシア国内の旅行をメインで取り扱っていましたが、その後はASEANを中心にシンガポールやマレーシアにも進出して大成功しています。

HijUp（ヒジャップ）はファッションECコマースです。インドネシアはイスラム教の国家なのでイスラム教の習慣が身についています。その中でも、女性は肌や髪を隠すためにヒジャブという布を身に着けるのが普通になっています。

インドネシアのイスラム教の女性もおしゃれを楽しみたいというニーズに合わせて、イスラム教の女性をターゲットに始まったのがこちらのサイトです。オンラインサイト上でアイテムをじっくりと選び、気に入ったものがあれば購入可能です。

また、インドネシアから国外への発送に対応しているので、世界中の誰でもこちらのサイトを試しに使ってみることが可能です。

プライム・ストラテジー株式会社はウェブのWordPressに特化したコンサルティング会社です。代表取締役は日本人の村けん牛氏であり、日本人がインドネシアでビジネスを始めて世界に進出する成功事例でもあります。インドネシア人のパートナーと質の高い仕事力で着々と大きくなっています。

これまでインドネシアの現地企業や国営の銀行などはもちろんのこと、マイクロソフトなど世界的な大企業とも取引の実績があります。日々、存在感を増して成長している会社のひとつです。

SweetEscape（スイートエスケープ）は写真家を手配するサービスです。旅行や休日のワンシーンをできるだけ綺麗な写真に残しておきたいというニーズがあります。

たとえば、息子の運動会などですが、ユーザーは自分のカメラに自信がない場合がほとんどです。そんな時に簡単にプロの写真家を手配して思い出を綺麗に残せることができるのがこのサービスです。世界中に400人以上の写真家がいて、彼らと簡単にマッチング可能です。

今回はインドネシアを拠点にして全世界をターゲットに進出した企業やサービスの事例をご紹介しました。

インドネシアは勢いのあるスタートアップやユニコーン企業が多いです。その多くがオンラインビジネスをメインにして、現実世界の問題点を上手にオンラインで解決しています。そうした世の中を見る視点がビジネスを成功させる秘訣かもしれませんね。ぜひ、参考にしてみてください。