インドネシアで就職したり起業したりするのに特に資格は必要ありません。

しかし、その一方で資格を持っているとビジネスに有利になるのも事実です。日本でも何かの資格を持っていることが応募条件になっていたり、採用で有利になったりしますよね。また、自分をアピールする武器になります。

資格を取得することは時間的にも精神的にも大変ですが、リターンがあるのも確実です。そこで今回は、インドネシアでビジネスを行う上で必要な資格についてご紹介します。

インドネシアのビジネスを知る 旅行業界編

インドネシアでのビジネスに資格は不要

インドネシアで仕事をする際に、特にビジネスの資格が必要なわけではありません。資格がなくても、仕事は見つかりますし、ビジネスのアイデアがあれば起業は可能です。これは日本でのビジネスと同じです。 ただし、その一方で国が違うのでビザの問題があって手間と労力が必要です。

資格不要でできる仕事の例

インドネシアで、資格が不要でできる仕事にはコールセンター・カスタマーサポートがあります。 企業としてはコストを削減するために、海外にコールセンターやカスタマーサポートを設置して日本の顧客とオンラインや電話でやり取りを行います。

そのため、日本人スタッフが必要になるので、日本人を募集しているというものです。 また、インドネシアで日系企業同士のやり取りの際に顧客サポート窓口が必要になるので、その人員として日本人スタッフを募集する場合もあります。

こうした求人は他の国でもよく見受けられ、タイやマレーシアでの就職でも資格不要で働けるとして人気があります。 ただし、即戦力がやはり求められるのでアルバイト程度でも大丈夫なのでコールセンターやカスタマーサービスでの就業経験があれば採用されやすくなるでしょう。

また、人とのやり取りなので接客経験があった方が強いです。

インドネシアでのビジネスに有利になる資格

インドネシアでのビジネスに有利になる資格には以下のようなものがあります。

  • インドネシア語検定
  • TOEIC
  • 簿記

インドネシアで働くことは、海外で働くことですので海外で働く時に一般的に有利になると言われている語学系の資格があれば就職が有利になります。 また、日商簿記の資格があれば、企業で必要なお金のやり取りをするポジションを狙えることになるでしょう。

その他にも、公認会計士や医者など、難易度の高い資格であれば自由にビジネスできる可能性がありますが、やはりハードルが高いでしょう。

それでは、それぞれを解説します。

インドネシア語検定

インドネシアで就職する際には、インドネシア語でのコミュニケーションが必要になってくるので、インドネシア語が使えるかどうかの判断基準になるインドネシア語検定を持っていると有利になるでしょう。

インドネシア語検定はE級から特A級までの6段階で評価されます。ビジネスで使用するならB級からA級が欲しいところです。

TOEIC

インドネシアではインドネシア語が話されていますが、その一方でビジネス上のやり取りでは英語を使う場面も多いです。そのため、英語がどれだけできるかどうか判断するTOEICなどの英語試験が就職に有利になります。

海外就職する場合であれば、高ければ高いほど就職に有利になりますが、インドネシアであれば700点、最低でも600点以上の英語力は必要でしょう。

簿記

簿記の資格は日本で働く上でも重宝される資格です。経理や営業など会社で働く時に幅広く潰しが効く資格で、会計の知識があるということをアピールできます。 簿記の資格習得を目指すには、2級以上を目安として勉強に励むとよいでしょう。

インドネシア就職で人気の職種に資格は必要か?

インドネシアで就職する際に、人気な職種がいくつかありますがその中からピックアップして資格が必要かどうか見てみましょう。 取り上げるのは、以下の職種です。

  • 日本語教師
  • 飲食店スタッフ

この他にもIT系の職種がありますが、こちらはフリーランス向きなので割愛します。 それではそれぞれ見てみましょう。

日本語教師

海外で働く時に人気があるのが、日本語教師です。日本人が日本語を教えるので、ネイティブな日本人としてインドネシア人に対して授業ができます。 また、上級クラスであれば授業ないでインドネシア語を使って説明する必要はなく、日本語で授業可能なので日本語教師のハードルは低いです。

しかし、その一方できちんとした教育機関で日本語を教える時は、学士や修士が必要になるので自分の働きたい機関の要件を見ておきましょう。

飲食店スタッフ

インドネシアでは日本食の人気があるので、日本人スタッフの需要もあります。調理師の免許があれば厨房で活躍できますし、オーダーを取る場合ならばインドネシア語の資格があれば武器になるでしょう。

その一方で現地の日本人向けレストランや、日系レストランのバックヤードであれば特に資格は必要ありません。

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まとめ

今回はインドネシアでビジネスを行う時に必要な資格についてご紹介しました。 資格はあってもなくても大丈夫ですが、資格があった方が就職で有利になるでしょう。

また、インドネシアで働くならば語学の資格がやはり大事です。 一方で資格がなくても働ける職種もあるのでしっかりとチェックしましょう。

ぜひ、参考にしてみてください。